ENcourage - トロント在住 純日本人英語講師のブログ。

- 新卒2年で大手貿易会社を辞め、トロントでM.A.TESL取得・ILACで正社員英語講師→自分でESLビジネス

【各単語の意味は分かるのに、英会話になると理解が追いつかない時のコツ。】

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純ジャパアカペラ講師のTakuyaです!

京都旅行楽しかったなぁ。

トロントにも実は京都発祥抹茶アイス専門店の辻利があるんですよー。

そのお店に行き、京都のことをふと思い出してしっとり。

 

はい笑、

さて今回は、現在アメリカ留学中の、僕の元生徒が僕にくれた質問と、

その後のやりとりを、そのままみなさんにもさくっとシェアします!

 

この会話も、みなさんの学習に役立てたら嬉しいです!

 

 

アメリカに留学し始めたTくん:

 

「単語単語の意味がわかっていて聞き取れても、

 会話になると理解が追いつかない場合の、コツとかってありますか?」

 

 

Takuya:

 

「うん、これはあくまで僕の場合ね!

 

1. 第二言語の能力は、集中力次第で大きく変わる。

 

例えば、英会話をする前か、

朝家を出る前でもいい、鏡の自分を見て、

 

「全力で聞き込んでやる!!よし、集中!!」

 

と言ってガツンと声を出して

気合いを入れて、自分を鼓舞する。 

 

その意識で会話を聞くと、

僕の場合はリスニング力とスピーキング力が、

段違いに上がるよ!

僕は今でも家出る前に、ほぼ毎日やってる。笑

 

むしろ何回か気合入れなかった時は、

普段より頭が冴えないから、全然聞き取れず、

ネイティブの話がまるで耳から川の流れのように抜けていったのを覚えている。

そしてそこで後悔。

「あー、会話始める前に、もっと気合入れて自分を鼓舞して英会話に本気で集中できる状態にしとけばよかった」と。

 

なので僕の場合は、気合で集中力も変わるし、エネルギー量も変わるし、英語力もすごい変わるよ!

 

 

2. 僕が各単語が分かるのに会話で理解が追いつかなかったのは、

リスニングの力の伸びを実感できるまでに一定の時間がかかったからだった。

 

僕は、リスニング力の伸びを実感するポイントに

階段状のようなイメージを持っている。

 

段差を越えるまではなかなか実感しにくいけど、それを一度越えたら、

ある時から会話がぐんと聞こえることをはっきり実感したよ。

 

その時はアメリカのテレビ番組を見ていて、

「聞けてる!」と言って声を出して喜んでたよ。笑

 

だから、すぐにうまくなるような「コツ」は僕はなかったけれど、

 

少しでもそういう英会話に囲まれる環境に、

より長い時間、自分を置き続けることは、どこにいても大事だと思う。

 

たとえば家で、僕は毎日ホストファミリーと、

夕食のとき1時間とか1時間半も話してたよ。笑 

 

そうすると、1日どうだったって必ず聞かれるから、

その日の記憶の刷り込みもできるし、アウトプットの時間もさらに増える。

 

留学してるなら、

交流イベントをキャンパス内外で片っ端から探して、毎週参加する。

 

英語を話す機会と、「自分より外国人の友達が多い日本人」と仲良くなる機会を逃さない。

 

僕は、日本人を避けなくてもいいと個人的に思っている。

 

なぜなら、その日本人が持つ知恵だけじゃなく、

人脈を借りて、僕がさらに多くの外国人と仲良くなれたら、

結果、その人を通して自分が英語を話すチャンスがさらにやってくるから。

 

あとは、気に入ったイベントに毎週参加する。

 

それを1週間のスケジュールとして毎週参加して、

英語を話す機会を習慣化せる。

 

みっちり英語を話す環境を作るまでが

一番労力をかけるけれど、一度できてしまえば、

あとは同じ量のエネルギーを環境を作る事に使わなくていい。

 

むしろそこに身を任せるように、必然的に英語に触れる時間が増えると思う。

 

もし日本にいるなら、こんな方法もあるね。

 

例えば、僕の場合は、平日は仕事しかできなかったから、

休日の土曜朝に英会話学校のクラスに参加したり、

オンライン英会話を続けたりした。

 

さらに、外国人との交流イベントに毎週のように参加して、

イベントで仲良くなった外国人とは、

1イベントだけの出逢いで終わらせない。

 

イベント外で2度、3度必ず会う。

そうして会う機会を意識的に習慣化させて、

彼らと、長く、定期的に付き合う友達になる。

 

そうすると、彼らの方から

平日でも土日でも、僕のラインにメッセージを送ってきたり、

電話してよく遊ぶようになった。

 

一度始めに作り上げた環境のおかげで、

のちに英語に触れる環境が、向こうからやってきた。

 

結果的に、英語に触れる機会が増えた。

 

留学してても、日本にいても、本質は同じかもしれない。

 

 

留学 = 英語が伸びる。

 

これは違う。

 

日本にいる = 英語が伸びない

 

これも違う。

 

 

英語を聞いて話す環境を、

最初に、無理やりにでも構築させた人、

 

そのための努力を少しでも早くした人が、

 

その作られた環境の流れに乗って、

 

英会話力をより短期間で伸ばすことができる

 

と、僕は思っている。

 

 

一番大事なのは、一番最初の環境設定。

 

食器を洗うにも、ゴミを出すにも、

何をするにも人間は、やり始めに

一番エネルギーを使うと思う。

 

 

だから、英語でやりとりする環境を

最初に作り上げてしまうことが、一番大変で、労力がいる、

努力が必要で、最も効果的な方法だと思う。

 

周りはやってくれないし、環境は自分でしか作れないから、

 

どれだけ英語を聞いて話せる機会を、

増やすことを意識して、英語環境を最初に短期集中で作り上げられるか。

 

これが、英会話力の伸び具合を変えるじゃないかな!」

 

 

Tくん:

「なるほど。最初のポイントも大事ですね。

 確かに集中してないとリスニング出来ないですもんね。

 

 やはりアウトプットなんですね。。

 もう聞いて聞いて聞いて慣れるってのが、大切ですね。

 

 最近感じるのは、刷り込まれている表現の応用をすることで、

 会話のレスポンスが以前より上がったってのが、自分でわかってきたんです。」

 

 

Takuya:

「そう、それでいいんだよ!

 聴いたやつを、次の会話ですぐ使おうとする。これめちゃ大事。

 

 「あ、これもしかしてこうかな、使ってみよう」で使ったり、

 「あ、こういう表現あるんだ」と思ったら、

 すぐ次、その次の会話の機会で繰り返しわざと使おうとする。

 

 それ以降も、一度新しく学んだことを、使い回すようにするといいよ。

 

 こりゃのびるね、Tくん!」

 

 

T:

「そうすれば、その単語は理解しなくても聞き取れますね。

 同じことをひたすら繰り返していけば自ずと能力は付いてくるってことですね」

 

 

Takuya:

「そうそうそう!

 そうすると、特定の単語がたとえわからなくとも、

 文脈に意識を向けて、内容がわかるようになって、

 正しいレスポンスがどれなのかも、わかるようになるよ!

 

 You can do it!! 」

 

 

T:「日本語の察したり読み解く力が生きそうですね!

 

 Yeah I can do it!」

 

 

 

…  それから、約10日後の会話がこちら!↓

 

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Tくん:

「Takuyaさん!

 ここ数日ですでに理解のスピードが、明らかに早くなりました!

 Your lesson was useful to study abroad.

 So I want everyone to know you.」

 

Takuya:

「それは、、最高の言葉!ありがとう!!

 もしよかったら、この前たけるくんに少し伝えた、

 「単語単語の意味がわかっていて聞き取れても会話になると理解が追いつかない場合のコツ」

 

 これ、シェアしてもいい!?笑」

 

 

Tくん:

「全然構いませんよ!

 そこら辺は全然おっけーです!」

 

 

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ということで、ここにシェアしました。

 

 

もしこの記事が「役立った!!」と感じたら

あなたと同じように英語を勉強している方に、

シェアを通して広めていただけたら嬉しいです!♪

 

Tくん、ありがとうね!\(^o^)/✨

 

では私はそろそろ風呂に入って明日のESLの授業の見学に備えますーっ。

これも今通う学校のブログラムの一環。

自宅からその学校まで2時間半だから、、、

 

なぜそこにした。

 

朝5時半起きだとっ、、。

 

 

純ジャパアカペラ講師 Takuya

 

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心の声:

あと論文を2つ終わらせたら動画作りに取り組みます!!

ごめんなさい!どうかしばしお待ちくださいー!

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